「湯浅」という怪物

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反復論序説 (ポイエーシス叢書) [ 湯浅博雄 ]

ポイエーシス叢書 湯浅博雄 未来社ハンプクロン ジョセツ ユアサ,ヒロオ 発行年月:1996年10月 ページ数:238p サイズ:全集・双書 ISBN:9784624932350 『シルヴィ』を読むー「反復」に関する二つの解釈/「反復」をめぐる諸問題の考察に向けてーフロイト・ラカン・プルースト/死のシミュラークルードゥルーズと死/時間と反復ーベルクソン・プルースト/「謎の人」ヘラクレイトスのうちにニーチェが読んだもの/詩はなぜ暗誦されるかー詩と反復をめぐる覚書/ソレルス『ドラマ』の実験性についてープルーストとの関連と対比から/一回的な出来事としての「作品」ーいま、ランボーをどう読むか フランス現代思想およびランボー、バタイユの研究者としても国際的に知られる著者の、今日の思想シーンへの重大な問題提起をおこなう書。

「反復」という年来のテーマをネルヴァル、プルースト、ソレルス、ランボーらの近現代の文学テクストのなかに見出し、フロイト、ラカン、ベルクソンらの理論を通して徹底的に分析し読解する。

文学と哲学とのまれにみる粘り強さに支えられた対話的思考。

本 人文・思想・社会 文学 その他

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